ソクラテスから現代まで——古代ギリシャ・近代・ドイツ観念論・実存主義の流れを順に追う哲学史の王道ルート。
哲学の出発点。「知らないことを知っている」というソクラテスの無知の知から、以降の全哲学が始まる。
紀元前4世紀、不敬と青年堕落の罪で裁かれたソクラテスが、法廷で自らの哲学と生き方を堂々と語る。「吟味されない生は生きるに値しない」という言葉に凝縮された、無知の自覚と魂への配慮を軸に、今も問い続ける西洋哲学の原点。
正義・魂・国家を一気に論じるプラトン思想の全貌。このコースの哲学的問いの核が凝縮されている。
プラトンの主著「国家」をわかりやすく図解で解説。イデア論と正義の本質・洞窟の比喩・哲人王の資質——2,400年後の今も哲学の出発点であり続ける古代ギリシャ哲学の核心を10枚のスライドで読み解く。理想国家とは何かを体系的に学べる入門。
師プラトンと対照的な現実主義で「幸福とは何か」を問う。合理的・実践的な倫理学の原型。
「最高善とは何か」——アリストテレスが徳・幸福・中庸・友愛を通じて問うた実践倫理学の古典。最高善=エウダイモニア(幸福)は才能でなく習慣で身につくと説く。ニコマコス倫理学の核心を図解スライドでわかりやすく読み解く哲学入門。
古代・中世の権威を疑い切り、近代哲学を再出発させた方法論の宣言。ここから時代が変わる。
「われ思う、ゆえにわれあり」—デカルトが1637年に著した近代哲学の出発点。確実な知識の基礎を求め、すべてを疑う「方法的懐疑」から自我・神・世界の存在を再構築する。
合理論と経験論の対立を統合した哲学史最大の転換点。「何を知ることができるか」を問い直す。
人間の認識能力の限界と可能性を徹底的に解剖した哲学史上の大著。「我々は物自体を認識できない」——コペルニクス的転回・先験的認識論・純粋理性の限界という三つの柱から、図解スライドでカント哲学の核心を読み解く。
歴史と自由を「精神の自己展開」として描き、カントを乗り越えドイツ観念論の頂点を極める。
意識が経験と矛盾を通じてどのように成長し、絶対知へ至るかを描いた哲学史上の難問。弁証法・承認論・歴史哲学の源泉として、マルクスからサルトルまで広大な影響を与えた。
ヘーゲルの楽観的な歴史発展論を批判し「意志」を存在の本質とした。ニーチェが直接影響を受けた唯一の先行思想家。
世界の本質は「意志」であり、私たちが経験するすべては「表象」にすぎないとしたショーペンハウアーの主著。欲望・苦しみ・芸術・倫理にまたがる壮大な体系は、ニーチェ・フロイト・実存主義に多大な影響を与えた。カントと東洋思想を融合させた独自の哲学をわかりやすく解説する。
ヘーゲルまでの道徳・価値体系を根底から批判。「神は死んだ」以後の哲学への橋渡し。
1886年に刊行されたニーチェの代表作『善悪の彼岸』は、「善」と「悪」という道徳的な二分法そのものを問い直す哲学書です。遠近法主義・力への意志・主人道徳と奴隷道徳といった独自の概念を通じて、固定化した価値観を解体し、自ら価値を創造する生き方を説きます。
「存在とは何か」という問いへ。実存主義と現象学を統合し、20世紀哲学の出発点となる。
「存在するとはどういうことか」——ハイデガーが人間存在・時間・死・不安を通じて問い直した20世紀哲学の代表作。現存在・世界内存在・死への存在といった概念は、実存主義から現代思想まで広大な影響を与えた。